当院では、できるだけ痛みの少ない、怖くない、安全な治療を心掛けています。
1.痛くない怖くない麻酔の工夫
当院では麻酔前に表面麻酔を塗る、極細針を使う、麻酔液の温度を体温程度に保つ、一定の力で麻酔液を注入するなど工夫をしています。
2.Vario Surg(超音波切削器具)
親知らずの抜歯が痛いのは、手術中だけではありません。むしろ術後の痛みのほうが強いといわれています。Vario Surg®は超音波による振動で骨を削るので、ノコギリのように摩擦する器具と違い、骨の火傷を引き起こしません。火傷は炎症を誘発し、腫れや痛みの原因となりますから、火傷を引き起こさないVarioSurg®は、術後の痛みや腫れを抑えるのに十分効果的です。骨の切り口に与えるダメージが大幅に抑えられるため、傷の治りも早くなります。
3.歯科用CT
インプラントから智歯(親知らず)の位置、歯周病、顎骨内の腫瘍、嚢胞(膿みの袋)、骨折等の様々な診断に通常二次元的な画像を用います。しかし平面的な画像では診断不可能な場合、歯科用CTを用いることにより診断、手術等を安全にします。また、最短で7秒の高速撮影時間、低被爆量を可能にし、患者さんの負担を軽減します。
4.口腔外バキューム
皆様、口腔外バキュームをご存知でしょうか?名前の通り口の外にある大きな掃除機です。歯を削る時に出る金属や歯の削りカス、様々な細菌やウイルスは吸い込んだ人体に悪影響を及ぼす原因となっているといわれております。口腔外バキューム装置はこれらの有害な浮遊物を口元で吸引することによって診療室内をクリーンに保ち院内感染のリスクを減らす役割があります。
5.インフォームドコンセント
智歯(親知らず)の抜歯等、手術が必要になる患者さんは説明文書にて手術の必要性などを丁寧に説明します。
6.歯科外来環境加算体制
歯科診療時の偶発症など緊急時の対応および感染対策としての装置・器具を設置しています。
- ①AED
- ②酸素ボンベおよび酸素マスク
- ③血圧計
- ④パルスオキシメーター(経皮的酸素飽和度測定器)
7.院内感染対策
①当院では治療に使うハンドピース
(歯を削る器具)を患者さんごとに滅菌し、院内感染を未然に防ぎます。
②当院では国際基準の滅菌を行っています。
③保管時にもとことん抗菌しています。
滅菌済みの器具は殺菌効果のある紫外線灯と菌が繁殖しにくい抗菌ステンレスキャビネット内に保管しています。